2016/07/18

サビ取り実験

なにげに歩いて職場の自販機に行ったときの事。
自販機の前に捨てられていたなにかのフタ?それもサビだらけのものが落ちていたので
ゴミとして持ち帰り、次のゴミの回収に出そうと思ってた。

よくみると、フタじゃなくて周囲にくぼみがあること事から灰皿だとわかった。
さわっただけで手にサビが付着する。これをよくみるとパチンコやったことある人なら知ってると思われる、京楽のマークがはいっていた。
とりあえず、水で付着しているゴミを洗い流して サビをとって塗装したらいいかもしれない気分が芽生えた。

早速、サビ取りのいい方法がないかとネットで検索。失敗したら捨てればいい。
検索していると、コーラとか市販のサビ取り材など色々見つかる。
一番興味を示した物が あの有名なトイレ掃除につかう「サンポール」だった。

サンポールは、酸性のかなり強力なトイレ用洗剤だ。
服などに付着すると穴が開いちゃうようなものだ。
で、どうやってサビ取りするのかというとつけ置きしておくだけだ。
半信半疑だったけど、つけ置きできる容器を職場で探してみたらちょうどはいりそうな
プラスチックの容器が見つかった。
金属の容器はダメだそうだ。金属の表面を溶かしてしまうらしい。
仕事中なのでそれにかかりきりにはなれなかったので、とりあえずその容器に
サビサビの灰皿をいれ、倉庫にあったサンポールをちょっと拝借して注いでみた。
サンポールの液体って緑色だったんだって思いながらすっぽりつかるまでいれた。
そのまま少し観察していたら泡が沢山でていたけど、換気の問題で屋外においたまま
つけ置きの時間まで、他の仕事をやっていた。
忘れないように、スマホのタイマー1時間セットしておいた。

スマホのタイマーは「OK GOOGLE タイマーセット1時間」と話しかければセット完了だ。
1時間もしないうちに、仕事にキリがついたのでつけ置き中の灰皿を見に行った。
表面には泡が沢山出来ててすぐには灰皿を確認出来なかったが わりばしを使いみてみると
ウソォ~って思わず声がでた。茶色がほぼない。
時間は45分くらいだったけど 取り出しネットで書かれてあったとおりマジックリンなどのアルカリ性の洗剤で中和し洗浄するとあったのでそれを実行。洗浄したものが
これだ。黒くのこってるのは サビの厚いところだと思うけど
これならサンドペーパーややすりなどで取れそうだ。すごい。ほんとに浸しておいただけで
これだけサビがなくなってる。

このあと、やすりなどで黒い部分をある程度削って全体に軽くペーパーをかけスプレーのプライマーを吹き、スクーターの塗装の時に使った残りの耐熱塗料を塗ってみた。


ほんとは 赤色に塗装したかったのだが用途を考えると耐熱塗料じゃないとダメそうなので
手持のマットブラックになってしまったけど、まだまだ使えるものになった。
最初はサビ取りの実験のつもりだったけど大成功みたいだ。
京楽のマークもちゃんと確認出来る。

試してみたい人はやってみてといいたいけど、サンポールは本来の使い方じゃないし 付着すると
危険なので十分注意が必要だし、廃棄するときも中和させてと書かれてあった。
中和するには重曹も良いらしい。
と 今回はサビサビのゴミがよみがえったというお話しでした。