2018/05/01

1963年生まれ30代仕事に没頭する


30歳から37歳になるまで出張メインの築炉関係の仕事をしています。
事務所の勤務が主だったはずなのですが、会社の事情であちこち 現場に行く様になりました。
事務所では、これからはワープロくらい使えないとダメだと思い 取説をまんべんなく読んで 勉強をしました。
全機能が使えるようになるまで勉強しました。
自分専用に1台 買いました。こういうなんでも新しいものは好きなので 取り組みます。
そういえば、MSXパソコンというのを 以前に持ってたのがはじめての パソコンになります。

ワープロもシャープの「書院」とかNECの「文豪」など メジャーなものを選ばずにカシオの「カシオワード」を選びました。
理由は、電子手帳とつなげられるそれだけだったんだと思います。専用の接続ケーブルとか今、考えると結構高価だったと思います。
とりあえず、文字を入力とか書類を作ったりはできるようになったのでよく 使ってました。

ほんとは、なにかに没頭する事が欲しかったのかと思います。
ゴルフの練習したり、魚釣りをやってみたりしましたが
離婚してひとりになったから 仕事をしてるときや、マンションに同居者のM君がいるときはそうでもなかったんですけど ひとりになって仕事も休みのとき マンションでひとりでいると 胸に大きな穴が空いた感は 痛感してました。
なにやっても 楽しいと思える事が見つからなくてひとりになると
ただボーッとしてるだけつまらない日々を過ごしました。
本来なら、休みの日には子供と遊んだり 家族でどこか行ってたりしてたから
決して、自分の口から「寂しい」とか言う人ではないので他人に悟られないようにしてたと思います。

そして、M君とふたり責任者として山口県のガス会社の補修工事に行ったときに宿で M君から最初は相談みたいに言ってたけど仕事が嫌だとか相当愚痴とか言い出したので「嫌なら帰れ」と言ってしまい M君は現場放棄して帰ってしまいました。
次の日には、電話をもらったけど 社長に話して会社を辞める事にしたそうです。
若い人にとって 長期の出張仕事は 人にもよるけど結局こうなってしまいます。
僕は現場を放棄するわけにはいかないので終わるまで帰れなかったけど、その間にM君から 仕事をやめて心が落ち着いたのか 僕のところの宿に電話をかけてきてリラックス出来てる事を話してました。そして、実家に帰るという事も。
なので、僕がマンションに帰ったときはもうすでに空き部屋になってて余計にさみしさがこみ上げてきます。

それでも弱音をはくわけには いかず仕事をこなしてましたが、新規の現場で定期的にある新しい会社の取引先のところに 専務の補佐としてひと月いきました。途中、山口のガス会社から 追加工事で僕が指名されて抜けないといけなかった事もありましたが、新しい取引会社の監督さんから 工事が終わったあとの 報告書や写真整理など ワープロを使いこなしてたので 工事が終わってもその会社に出張として 数日報告書作りとして呼ばれるようになりました。年に数回 その会社の仕事が決まっていたので そのたびに指名され 専用要員のようになります。

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