2018/03/09

1963年生まれの新しい家族’1973


1973年以前には、ペットの犬がいたんですが
今は、あまり見かけないけど スピッツという犬種のメスでした。その名も「メリー」
保育園の時にはいた記憶があるので 小学3年くらいまで いたかもしれません。
いつもは 鎖につながれいて 知らない人をみると 狂ったように吠えます。

でも、基本的に鎖を外して自由にさせてました。
なので 一番印象ぶかいのが 郵便配達のおっちゃんが 猛スピードで追いかけてくるメリーから逃れてました。
聞いたところ8年以上は飼ってたみたいでした。

一度、こっそり 子供を産んだ事があったんですけど 子犬たちは数日後 人が触りまくったせいらしいけど
メリーに殺されてしまいます。
ある日、学校から帰ると 母親が畑の隅で スコップをもって泣いてました。
メリーが 血をはいて死んだので埋葬したようです。
近所のおばさんが、鯛を与えたらしくて 鯛の骨がささって死んだと聞きました。
そんなに大きな犬ではなかったけど 顔もかわいかったメリーにさよならをしました。

4年生の夏休み、夏休みの朝はいつもラジオ体操に行ってました。行けば、スタンプ押してもらって なんか賞品がもらえたのですが
 実は6年間の間、一度ももらったことがありません。
そんなある日、ラジオ体操が終わって家に帰ると だれもいない。
姉は、すでに結婚して家には居ませんし、兄は県外に就職したのでいません。
残るは母親なんですけど それも姿が見えません。

と、となりのおばちゃんが「おかあさん病院にいったけど 心配せんで待っとき」と教えてくれました。
昼過ぎに、公民館の放送で 電話の呼び出しがあったので売店に行くと 母親から電話でした。
バスに乗って病院に来なさいということです。
バス停まで 歩いて2km、それからバスで市内まで30分くらいかかると思いますが 言われたとおり行きました。
病院の場所もあらかじめ 聞いてたので探しながら到着したら 産婦人科でした。
受付で、母親の入院してる部屋を教えてもらい 行くと なんで入院してるのかわかりませんでしたが
必要なものがあるらしく、買ってくるようにいわれたので 薬局に買いに行きました。
「オブラート」です。はじめて聞く単語でなんに使うものかも知りませんでしたが 粉薬をを飲むときに つつんで飲むということを
はじめて知ります。

そして、入院してるわけはわかります。
なんと 赤ちゃんが産まれてたのです。10歳も違う「弟」ということになります。
普段から、太ってた母親だったので まさか 赤ちゃんがいるとは思ってもいませんでした。
でも、姉も兄もいなくなって 弟ができたのはとても うれしかったです。
 翌年の冬、厳密にいうと年明けてからなんですけど 姉にも女の子ができて 「姪っ子」までできました。

姉は、当時 長崎県の島に住んでましたので 冬の雪が降ってる最中 母親と1歳になって少しの弟と3人で電車を乗り継いで
福岡から何時間もかけて姉のところに行きました。
「まぁ かわいい」とか 赤ちゃんが産まれたばかりの頃 よく聞きますが 産まれてすこし成長してからは めちゃくちゃかわいく思いますが
産まれたばかりは 赤い猿じゃんって このとき自覚しました。
弟の時も思ったけど、はじめての姪っ子も赤いボディ。

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